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夏を飾る |
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夏を飾る春の花が息吹を感じさせるとすれば、 夏の花は力を感じさせますね。 夏という季節が、太陽と切っても切れない関係があるせいか、強い日の光のなかで、力強く咲くというのが夏の花の特徴だと思っています。 |
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南カリフォルニアでは5月も充分夏と言って良いと思いますが、ここでは便宜的に6月から8月辺りまでを夏として扱うことにします。 アメリカの6月の花は「バラ」です。バラは美しいだけでなく、生命力に溢れ、とても力強い花ですよね。そして、7月の花は「スイレン」、8月は「グラジオラス」です。 この他に、夏に咲く花でフラワー・アレンジメント用に気軽に使える花としては、ヒマワリ、ヒヤシンス、ダリア、チューリップ、ポピー、スイートピー、などがあります。 写真(1) ![]() ヒマワリを使った私の作品です。ヒマワリは、色といい、形といい、夏に一番相応しい花だと思います。 只、存在感が余りにも大きいので、こうしたアレンジメントを家の中のどこに飾るのが適切なのかということで悩んでしまいます。 見る人へのインパクトが大きいので、家に入ってすぐに目に付くところがいいかもしれませんね。 ダイニング・テーブルにこのまま置くのには勇気が要ります。もしダイニング・テーブルに置く場合は、高さをもっと低くし、ヒマワリの真っ直ぐに伸びた茎をむしろ意識させないようなアレンジメントがいいのではないかと思います。 写真(2) ![]() これまた夏の花の代表格であるバラです。 バラは優雅な雰囲気がありますから、写真(1)のヒマワリと違って、部屋の中の何処に置いても、うまくマッチすると思います。 私はこれを居間のコーヒー・テーブルに置いてみました。 写真(3) ![]() ユリを中心にしてアレンジした作品です。 ユリの花言葉は「威厳」「純潔」「無垢」といったところですが、はっきりとした花ですので、大輪のものを中心に据え、周りを控えめな色合いのカーネーションとレース・フラワーを添えただけのシンプルなものにしました。 写真(4) ![]() この作品はちょっとアレンジ性を強くしてみました。花を生けるというよりも、造形を優先したということです。 使用した花は、カーネーション、アルストロメリア、シャクヤク、スチールグラス、スチールグラス、グリーンボタンマムです。 作品を作ろうとしてアレンジメントを考えると、作るということがどうしても先行してしまい、暮しを飾るという本来のテーマから離れがちになるという意見もあります。花は何も施さなくても、それだけで造形と色彩に優れた自然の作品でもあるので、それは尊重したいという思いもあります。ですが、時にはアレンジ性を強調し、自分の個性を出してみるのも一興でしょう。暮らしに変化も出ますしね。 |
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